鍼灸師科 村上 晋介 先生karaoke.gif ボランティア活動への思いを聞く

2017年10月24日火曜日 14:10 | カテゴリー:ボランティア, 鍼灸師科 | 投稿者:kyufuku

被災地における鍼灸ボランティア活動を継続的に行っている
本校 鍼灸師科 専任教員 村上 晋介 先生。
今回の九州北部豪雨、そして2011年の東北大震災においてもその姿は
現地にありました。

有資格者でないと携われない医療行為でのサポートは、被災された方に
とって大変心強いものです。

今回は ” 村上先生とボランティア ” と言う視点から、先生にじっくり話を
伺いました。

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Q,1 村上先生がボランティア活動を始めた契機

   20代後半から30代前半を過ごした岩手県が
          東北大震災で被災したのがきっかけです。

Q,2 一番最初に関わった医療ボランティア

   自分が知っている先生が東北大震災で亡くなり、また
   全壊した鍼灸院の先生が避難所で鍼灸施術をして
   いると聞き、手伝おうと思いたちました。震災4ケ月後に
   大船渡市で医療ボランティア活動を開始し、年に1回の
                 ペースで5年間継続しました。

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Q,3 その後の活動と現在に至る経緯

   JIMTEF(国際医療技術財団)で、コメディカル
   の人々が災害医療にどのように関われるかを学び
   その講習会でDMAT(注1)の医師や看護師と知り合い
   他の地域での鍼灸ボランティア活動に参加するように
   なりました。熊本県菊池市や今回参加している福岡県
       朝倉市でのボランティアも、そのつながりです。

  (注1)DMAT・・・災害急性期に活動できる機動性を持った
             トレーニングを受けた医療チーム

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Q,4 先日(10月14日)の東峰村での鍼灸ボランティアについて

  今回共に活動した内、本校鍼灸師科卒業生の成田先生は、実は先生自身が
  東峰村に暮らす被災者。前回7月の訪問時、先生がいずみ館を訪ねて来られ
  その事を知りました。

  そして、福岡県鍼灸師会の仲嶋先生( 本校臨床研修科非常勤講師 )から
  再度東峰村でのボランティア活動の要請を受けた際、成田先生を思い出し
  連絡したところ 参加の快諾を受け、手伝ってもらう事となりました。

  また、治療の合間に成田先生と話していると、彼女が8月中、被災者に
  対して鍼灸ボランティア活動を続けていた事を知りました。

Q,5 村上先生にとってボランティア活動とは

  成田先生もそうだと思いますが 「何か出来る事があればする 」 と言う
  気持ちで皆、ボランティアをしているのではないでしょうか。あまり深くは
  考えないで、何となく出来る事がないかな?と思って、動いているだけだと
  思いますよ。私はこんな気持ちで、やっているだけです。

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鍼灸師である村上先生がボランティアに関わるに至ったいきさつを知ると
その取り巻く環境から、どこか天命に導かれたような印象さえ受けました。

適切な支援が必要な時に継続的に手を差し伸べる事が、望ましいボランティア
活動と言われています。

     村上先生はこれからも、鍼灸医療ボランティアと言う形で
                            復興支援を体現し続けます。

※ 写真1枚目:先日訪問した東峰村いずみ館での様子
  写真2枚目:東北大震災被災地での村上先生
  写真3枚目:東峰村いずみ館で施術中の成田先生(右奥)