精神保健福祉士通信学科より具体的かつ実践的なカリキュラムで国家試験合格、
さらに現場にも活用できる知識と技術を修得。

専門実践教育訓練給付金制度指定講座

平成29年 第19回 精神保健福祉士国家試験

国家試験合格率

一般養成課程
64.4%
全国平均62.0%【新卒】
修業年限 : 1年6ヶ月 定員 : 140名
短期養成課程
86.1%
全国平均62.0%【新卒】
修業年限 : 9ヶ月 定員 : 100名

講師からのメッセージ

心の痛みを理解し、人を支える存在として地域社会で大切な役割を担う福祉の専門家です。

  • 原田 健一先生

    特定医療法人 富尾会 桜が丘病院
    精神保健福祉室 室長
    精神保健福祉士

  • Q&A

    精神保健福祉士の重要性についてお教えください。

    現在、私たちは非常にストレスの高い世の中で生きています。そのような社会では鬱病などさまざまな精神疾患を抱える方が多くいることも事実です。その中で精神保健福祉士は”痛み”のわかる福祉の専門家として心のケアにあたります。近年では病院や施設だけでなく、企業のメンタルサポート、そしてスクールソーシャルワーカーなどその活動は多岐に渡り、様々な分野でニーズが高まっています。

  • Q&A

    精神保健福祉士にとって大切な資質は何ですか。

    人と関わることが好きなことが一番の資質だと思います。そして、人の長所を見つけることができる人。他人の欠点や課題を指摘することは比較的容易なのですが、人の良い点を発見することは、人に深い興味を持っていないとできないことですから。そして最後にコミュニケーションの力。患者さんによっては他人に相談できない、という方もいます。そのような方とも関係性を築ける能力が重要になる仕事です。

  • Q&A

    これから精神保健福祉士を目指す方へのメッセージをお願いします。

    精神保健福祉士は社会を生きる方を支える専門家として、介護や医療とは違う領域で社会を支える存在です。現在もそして将来的にも、その活躍がさまざまに求められています。これから精神保健福祉士を目指す方には「人を支える」という高い志で国家資格を取得し、各々の力を存分に発揮して地域社会の中で重要な役割を担って欲しいと思います。

精神保健福祉士

精神保健福祉士は、精神科ソーシャルワーカー(PSW:Psychiatric Social Worker)という名称で1950年代より精神科医療機関を中心に医療チームの一員として導入された歴史のある専門職です。1997年に国家資格として誕生しました。社会福祉学を学問的基盤として、精神障害者の抱える生活問題や社会問題の解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動を通して、その人らしいライフスタイルの獲得を目標としています。さらに現在では社会的引きこもりや認知症高齢者、うつ病の増加など私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。加えて近年では、事故や災害により日常生活や心の健康を保つことが困難な状況も多く見受けられます。今後の精神保健福祉士には、精神障害者の支援だけでなく、私たち国民の精神的健康を守り増進させる役割が求められており、精神保健福祉士の存在がますます重要視されています。

登録者の年度別推移

FIELDー活躍するフィールドー

  • 医療機関

    精神保健福祉士(以下「PSW」)は、精神障害者の生活を支援する立場であり、医療と地域生活の橋渡しをすること、常に権利擁護の視点を持つことが求められ、医療機関にあっても治療を担うのではありません。これらの活動に関連して、主治医や看護師、作業療法士や臨床心理士など、機関内の他職種とのチーム医療を展開すると共に他機関との連携による援助活動を行います。

    ・精神科病院
    ・診療所
    ・総合病院精神科

  • 司法施設(法務省関係)

    「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察に関する法律」(2003年制定)による新しいシステムに基づく役割です。社会復帰調整官や精神保健参与員などの多くは、PSWが担っています。まだ医療機関のPSWとともに、社会復帰プログラムの作成などに携わります。

    ・保護観察所等
    ・矯正施設

  • 福祉行政機関

    行政機関では、法律に基づいた各種支援事業や手続きの実施を担うほか、今後の地域における精神保健福祉の充実発展のために、現状分析や将来を見通した計画立案などにも関与します。また、精神障害者の生活支援のために、関係機関のネットワークを作るコーディネートや就労支援事業、退院促進支援活動、地域住民への普及啓発活動などの企画、実施とそのための調整なども担当します。

    ・自治体
    ・保健所
    ・福祉事務所
    ・精神保健福祉センター

  • 生活支援施設

    施設や事業所の設置目的によってPSWの業務も幅があります。家事などの具体的な基本動作を一緒に行ったり、作業を通して社会参加することを支援します。また就労前のトレーニングや、実際の就職活動に関する助言、職場への定着のための支援などを行い ます。また、利用者に電話や対面、訪問による相談や日常生活にかかわる各種サービスを提供したり、各種情報の発信や、居場所提供も行います。他にも、ボランティアの養成や身体・知的障害者や高齢者、児童など地域住民を幅広く対象にすることもあります。

    ・グループホーム
    ・自立訓練事業
    ・地域活動支援センター
    ・就労継続支援事業
    ・就労移行支援事業

  • その他

    老人病院や介護保健施設などでも、PSWを配置して利用者の生活支援や家族支援を行っています。また、常時勤務の例は少ないですが、教育現場のメンタルヘルスに関する相談援助を行うスクールソーシャルワーカーや、職場でのストレスやうつ病対策、職場復帰のための支援などを行う企業内ソーシャルワーカーが活躍を始めています。他にも行政機関などが設置する審査会への参加など、役割が広がっています。

    ・社会福祉協議会
    ・教育機関
    ・ハローワーク等
    ・介護保険関連施設
    ・児童福祉施設
    ・企業

Departmentー学科の特徴ー

より具体的かつ実践的なカリキュラムで国家試験合格、
さらに現場にも活用できる知識と技術を修得。

国家試験のためだけでなく現場でも活用できる知識、技術が修得できるカリキュラムを実施。
第一線で活躍している講師陣が指導にあたり、実戦力を養います。本科は短期養成(9ヶ月)と一般養成(1年6ヶ月)があります。

学科概要

短期養成課程
取得できる資格 精神保健福祉士国家試験受験資格
定 員 100名
修業年限 9ヶ月
受験資格 福祉系大学等4年
福祉系短大等3年+実務1年
福祉系短大等2年+実務2年
社会福祉士
募集地域 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、 山口県、広島県、鳥取県、島根県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、 滋賀県、奈良県、和歌山県、三重県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県に在住の方。

取得までの流れ

  • 福祉系大学等4年
    基礎科目履修

  • 福祉系短大等3年
    基礎科目履修
    (指定施設 実務1年)

  • 福祉系短大等2年
    基礎科目履修
    (指定施設 実務2年)

  • 社会福祉士

  • 九州医療専門学校
    精神保健福祉士通信学科 短期養成課程(9ヶ月)

  • 精神保健福祉士国家試験
  • 精神保健福祉士資格(登録)

※実務…厚生労働大臣が定める各施設における社会復帰に関する相談援助業務。
 詳細は募集要項に掲載しております。

一般養成課程
取得できる資格 精神保健福祉士国家試験受験資格
定 員 140名
修業年限 1年6ヶ月
受験資格 一般系大学等4年
一般系短大等3年+実務1年
一般系短大等2年+実務2年
高校卒業+実務4年
募集地域 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県、 山口県、広島県、鳥取県、島根県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、 滋賀県、奈良県、和歌山県、三重県、香川県、徳島県、愛媛県、高知県 に在住の方

取得までの流れ

  • 一般系大学等4年

  • 一般系短大等3年
     (指定施設 実務1年)

  • 一般系短大等2年
    (指定施設 実務2年)

  • 実務4年

  • 九州医療専門学校
    精神保健福祉士通信学科 一般養成課程(1年6ヶ月)
  • 精神保健福祉士国家試験
  • 精神保健福祉士資格(登録)

※実務…厚生労働大臣が定める各施設における社会復帰に関する相談援助業務。
 詳細は募集要項に掲載しております。

Wライセンス取得可能

社会福祉士通信学科との併学によって、「精神保健福祉士」と「社会福祉士」のWライセンスが取得可能です。
さらに、本学独自の制度によって学費負担が軽減されるなど、経済面でのサポートも充実しています。
精神保健福祉士通信学科とのW受講の場合、専門実践教育訓練給金制度との併用はできません。

各種制度

KACサポートガイド 入学金・授業料(一部)を免除する各種制度があります。
詳しくはこちら
専門実践教育訓練給付制度 働く人の主体的な能力開発の取組みを支援して、雇用の安定と再就職の促進を目的とする雇用保険の給付制度です。下記の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者)、または一般被保険者であった人(離職者)が厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講し終了した場合に、本人が教育訓練施設に 支払った教育訓練経費の一定割合に相当する額 をハローワークから支給します。※詳しくは最寄りのハローワークへお問い合わせください。
詳しくはこちら

Scheduleースケジュールー

レポート:優秀講師陣によるきめ細やかな添削指導(毎月2~3レポート)

短期養成

  • 教育スケジュール

    具体的かつ実践的な内容で国家試験だけでなく、現場でも活用できる知識と技術を修得。
    実践的なプログラムに沿って第一線で活躍中の講師が指導。

    ※下記のスケジュールは目安です

  • 短期養成課程

    ※修業年限 : 9ヶ月 定員 : 100名

    スクーリング
    会場:鳥栖市(予定)
    (集中コース)7月と8月に4日間ずつ実施
    (土・日コース)7月〜11月の間に8日間

    精神保健福祉援助実習
    精神保健福祉援助実施指導2日間
    9月〜12月に210時間(約28日間)実施
    【修了判定:平成30年12月】 評価が満たない者は再試験後、判定

    横スクロールしてご確認下さい

    主な履修科目 スクーリング 自宅学習 実習
    専門科目 精神疾患とその治療 6時間 162時間 -
    精神保健の課題と支援 6時間 162時間 -
    精神保健福祉相談援助の基盤(専門) 3時間 81時間 -
    精神保健福祉の理論と相談援助の展開 12時間 324時間 -
    精神保健福祉に関する制度とサービス 6時間 162時間 -
    精神障害者の生活支援システム 3時間 81時間 -
    精神保健福祉援助演習(専門) 6時間 162時間 -
    精神保健福祉援助実習指導 9時間 243時間 -
    精神保健福祉援助実習 - - 210時間
    合計 51時間 1,377時間 210時間

一般養成

  • 教育スケジュール

    ※下記のスケジュールは目安です

  • 一般養成課程

    ※修業年限 : 1年6ヶ月 定員 : 140名

    スクーリング
    会場:鳥栖市(予定)
    (集中コース)入学年度の7月に4日間と8月に5日間
    (土・日コース)入学年度の7月〜11月の間に9日間

    精神保健福祉援助実習
    精神保健福祉援助実習指導2日間
    入学翌年の3月〜9月に210時間(約28日間)実施
    【修了判定:平成31年9月】 評価が満たない者は再試験後、判定

    横スクロールしてご確認下さい

    主な履修科目 スクーリング 自宅学習 実習
    専門科目 精神疾病とその治療 6時間 162時間 -
    精神保健の課題と支援 6時間 162時間 -
    精神保健福祉相談援助の基盤(基礎) 3時間 81時間 -
    精神保健福祉相談援助の基礎(専門) 3時間 81時間 -
    精神保健福祉の理論と相談援助の展開 12時間 324時間 -
    精神保健福祉に関する制度とサービス 6時間 162時間 -
    精神障害者の生活支援システム 3時間 81時間 -
    精神保健福祉援助演習(基礎) 3時間 81時間 -
    精神保健福祉援助演習(専門) 6時間 162時間 -
    精神保健福祉援助実習指導 9時間 243時間 -
    精神保健福祉援助実習 - - 210時間
    共通科目 人体の構造と機能及び疾病 - 90時間 -
    心理学理論と心理的支援 - 90時間 -
    社会理論と社会システム - 90時間 -
    現代社会と福祉 - 180時間 -
    地域福祉の理論と方法 - 180時間 -
    福祉行財政と福祉計画 - 90時間 -
    社会保障 - 180時間 -
    障害者に対する支援と
    障害者自立支援制度
    - 90時間 -
    低所得者に対する支援と
    生活保護制度
    - 90時間 -
    保健医療サービス - 90時間 -
    権利擁護と成年後見制度 - 90時間 -
    合計 57時間 2,799時間 210時間

MESSAGEー卒業生からのメッセージー

  • ひとりでも多くの方の豊かな生活を支えることができる精神保健福祉士になりたい。。

    [平成27年4月入学→平成29年2月卒業]
    高倉 瞳さん

    医療法人尚和会 龍田病院
    精神保健福祉士
    社会福祉士

  • 精神保健福祉士を目指した動機は何ですか?
    大学を卒業して一般企業に勤務していました。働いていくうちに、大学時代の友人がうつになって仕事を辞めたり、職場にも精神的な不調を訴える人がいるなど、身の回りに精神的な病気が意外に多いことに気づきました。そんな人たちに自分がどう接したらいいのか分からず、色々と調べていくうちに「精神保健福祉士」という国家資格があることを知り、取得に向けて勉強をはじめようと思いました。
  • 現在の仕事内容について教えてください。
    精神科病院で入院、外来の患者の方、そして患者さんのご家族からの相談業務が主な仕事です。その他、入退院の調整や外部や内部との連携業務、手続きの代行、SST活動などをしています。患者さんやご家族から寄せられる相談は金銭管理や経済状況、社会復帰、人間関係、手続きの相談など様々です。分からないこともまだ多く、自身で調べたり、関係機関に相談しながら仕事を進めることも多いです。
  • 九州医療専門学校の精神保健福祉士通信学科を選んだ理由を教えてください。
    社員として働いていましたので、通信制であることが必須でした。また、社会福祉士の国家資格も同時に取得したいと考えていましたので、同時取得が可能であり、スクーリングにも無理せず通える範囲という条件で九州医療専門学校を選びました。はじめは知り合いもおらず、不安もありましたが先生方もとても親切で安心して勉強を進めることができました。カリキュラムもしっかりしていて、国家試験前の対策講座なども充実していましたので、精神保健福祉士、社会福祉士ともに一発で合格することができ、この学校を選んで良かったと思っています。
  • 今後の目標についてお聞かせください。
    当面の目標は、病院スタッフとして、少しでも多くの患者さんの生活が豊かになるように支援していくことです。知識も技術もこれからスキルアップしなければと思うことも多いので、仕事をしつつ勉強も続けていきたいと思います。患者さん一対一で話す機会も多いので、ニーズを的確に把握する面談の技術なども身に付けたいと思います。

九州医療専門学校 精神保健福祉士通信学科第16期生 統計表

精神保健福祉士の役割は、国家資格化された当時は精神障害者の社会復帰や生活支援が中心でした。
高ストレス社会と言われる現代社会において、それらの人々だけでなく
広く国民の心の健康を守ることも精神保健福祉士の大切な役割となっています。
このように精神保健福祉士の役割の広がりとともに、様々な分野や支援機関でその知識が求められています。

第18回 精神保健福祉士国家試験合格者の内訳
※受験資格別合格者
保健福祉系大学等卒業者 養成施設卒業者
人数 1,620人 人数 2,826人
割合 36.4% 割合 63.6%

学科長からのメッセージ

精神保健福祉士通信学科
学科長 栗田 紀子

受講生のみなさんにとって資格取得(国家試験合格)が目標ではありますが、
それだけに留まらず、学習を通し精神障害者やご本人たちを取り巻く地域や社会の現状について、
正しく理解して頂きたいと思っています。その理解が、精神障害者についての啓蒙啓発につながることを期待します。
また通信学科は様々な職種の方が受講されていますので、学習したことを実践場面で生かして頂きたいと願っています。

挨拶に始まり、挨拶に終わる。
花には水を、人には愛を。