前職は福祉施設職員向けの研修を実施する団体に勤務していました。研修内容を決定する上で各種福祉施設に出向き、施設長や職員さんから業務上の課題や困りごとを聞き取りカリキュラムに反映させていました。併せて、各講義担当講師とのやり取りを進める中で、いつかは私も福祉の現場に立ちたいという思いが強くなりました。相談支援業務を中心とする社会福祉士であれば前職での経験が利用者の置かれている現状を理解することに活かせるのではと考え目指しました。

一番は自宅から学校が近かったためスクーリングや相談事があった際に通いやすい、という点で選びました。また入学前の事前説明会に参加し、授業や実習、卒業後の進路について多くの質問をしたのですが丁寧に答えていただき好印象を持ったのも選んだ理由です。

資格を取得して直ぐに学校に就職相談をし、今の職場にご縁をいただき、相談支援員として勤務しています。
「キャッチ」は市町の福祉課と共に「福祉の窓口」として障がい者の生活準備を行うことを目的としています。私自身は一日でも早く一人前の相談支援員として勤務が出来るよう業務を通して研鑽・経験を積んでいるところです。

まずは、ご利用者おひとりおひとりの理解を深め、様々なニーズや困りごとに対応できるような知識を得ること。信頼を寄せて頂けるような誠実な対応ができる相談員になることを当面の目標にしています。また今後は、相談支援専門員や精神保健福祉士の資格取得も考えています。

私が入学した時点では子どもが幼稚園児、未就園児とまだ幼く日中は殆ど勉強する時間がありませんでした。
レポート作成や受験勉強は夜間や朝方に行い、施設実習は預かり保育を利用、土日のスクーリング受講は家族の全面的な協力を受け取り組むことが出来ました。入学を検討している方も殆どの方が日頃忙しくされている方ばかりではないでしょうか？資格取得まで道のりは遠いようにも思われるかもしれませんが、悩んだ時や苦しい時はなりたい自分になれた姿を想像し、是非トライしていただきたいです。また、社会福祉士になるのに年齢は関係ありません。人生経験が活きる資格ですので興味がある方は挑戦されることをお勧めします。

前職の福岡市精神保健福祉センターで臨床⼼理⼠として働く中で、地域には障がい者を⽀える仕組みがたくさんあることを知りました。⼼のケアを必要とする⽅を⽀えるには、より広い知識と技術の必要性を感じ、社会福祉⼠を⽬指すことにしました。

⻘少年教育相談員として、悩みを抱える⻘少年や⼦育てに悩む保護者の⽅の相談を電話や⾯談でお受けしています。資格を取得してからは地域社会の⽀援内容についても意識的になり、業務の中において地域で⽀えるという視点が⾝についたことがプラスになったと感じています。

⼤学時代の先輩が受講していたので学校のことは知っていました。取り寄せたパンフレットを⾒て、合格率の⾼さやスクーリングの楽しさに興味を持ちました。説明会では熱⼼に質問に答えて頂き、合格へのサポート体制にも安⼼できたことが決め⼿になりました。

臨床⼼理⼠と社会福祉⼠の2つの資格を活かして、⼦どもから⾼齢者まで⼀⽣涯その⼈らしくイキイキと⽣活できる社会づくりのお⼿伝いができればと思います。また以前から関⼼のある対⼈援助職として働く⼈の⽀援にも取り組みたいと考えています。

勉強中は思うように時間が取れず、もどかしい思いをしました。ただ社会⼈には社会⼈ならではの知識や経験があり、そのことは⼤きな強みだと思います。勉強時間の少なさは、⽇々、問題意識を持って⽣活することでカバーできると思います。また、援助者⾃⾝が何かにチャレンジすることは、仕事にも良い影響を与えるように思います。興味がある⽅はぜひ挑戦されることをお勧めします。